「あとでやる」って、クセになります

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「明日やるから」
「あとでやるってば」

このセリフ、
我が家でも聞いたことあるなぁ…って、今、思いました?

はい、アウト〜〜〜!
あなたも立派な「あとまわし予備軍」でしたね?

ヒーローズ西浦和校 塾長のサンちゃんです。

今日は「あとまわしという魔物」について、
笑えないほどリアルに、でもちょっと笑いながらお届けします。

さて、うちの塾に通うA君(中1)。
ある日、こう言ってきたんです。

「課題、あとでやるつもりだったんですけど…寝ちゃって」

この「あとでやる」って、クセになりますよね。
魔物なんですよ、あれ。
しかも“声が優しい”んです。


「今じゃなくてもいいよ」
「落ち着いたらやればいいよ」

とか言ってくる。

でも、落ち着く日は来ない。
そして“明日”は、ずっと明日のまま。

あの魔物、
僕の学生時代の机の引き出しにも住んでました。

プリントは見て見ぬふり。
漢字ドリルは「表紙だけキレイ」なタイプ。

「まぁ、月曜までに出せばいいっしょ」
とか言って、結局、月曜の朝にランドセルを開けて泣いてた。

で、そのまま学校へ持っていって、
「すみません…ノート、うっかり家に」って、
顔だけ真面目で乗り切ろうとしてた。

あれ、全部、
“あとまわしの中毒症状”だったんですよね。

子どもが「あとでやる」と言うとき、
本当に怠けてるだけとは限りません。

頭の中では、ちゃんと「やらなきゃ」が鳴ってるんです。
でも、心が疲れてたり、自信がなかったりすると──


「今は無理…でも、あとでなら…」って、
自分を守る言い訳が浮かぶんです。

やる気がないわけじゃない。
怖いんです、やって「できなかった」と向き合うのが。

だから、あとまわしにする。
その一瞬だけは、心がラクになるから。

でもね──
あとまわしを続けてると、どうなるか知ってますか?

A君は最近、こう言いました。

「なんか…自分が信用できなくなってきて」

その言葉に、僕は震えました。

だって、
“あとまわし”って、
“未来の自分への借金”なんですよ。

一度ならいい。
でも、何度も繰り返すと、自分の中に
「どうせまた先延ばしにするんでしょ」って声が響き出す。

それは、大人だってそうじゃないですか。

机の上の未処理の郵便物。
ずっと放置してる健康診断の予約。

後回しにしたものを見るたびに、
自分への信用が目減りしていく。

子どもも、それを感じてる。
小さな「あとまわし」が積み重なると、
やがて「どうせ自分は変われない」に変わってしまう。

そして──
親として「つい注意してしまった」経験、ありませんか?

「またあとまわしにして!」
「なんで先にやっておかないの!」

言ってるうちに、自分が嫌になる。
でも、言わなきゃもっとダメになる気がして、止まれない。

僕も経験あります。
部下に、家族に、生徒に、
「なんで今やらないの」って言ってしまった日々。

でもね、注意されてすぐ動ける人間って、
すでにある程度“自分を信じられてる人”だけなんですよ。

子どもたちの中には、
「怒られ慣れ」して、聞こえてないフリが上手な子もいます。
でも、本当は──


「どうせ、またダメ出しされる」って思って、
行動する前に心をシャットダウンしてる。

だからこそ、大人の役割は──


「やったじゃん!」って、
一個でも“前倒し”できた瞬間を見つけてあげること。

A君が、先週こう言いました。
「昨日、ちょっとだけど先にワークやっておきました」

僕は大げさなくらい褒めましたよ。
「お前…ついに“あとまわし脱却”か!?革命か!?え、神か!?」って。

A君は苦笑してましたが、嬉しそうでした。

子どもって、「できた」を積めばちゃんと前を向く。
ただ、その「できた」が小さすぎて、
大人が気づいてないだけなんです。

保護者の皆さん、
どうか「あとまわし」を責めるだけで終わらないでください。

かつてあなたも、
夏休みの宿題を8月31日に泣きながらやってませんでしたか?

思い出してください。
あのとき、誰かに「でも、間に合って偉いじゃん」って言われたら──
きっと救われたはずなんです。


あとまわしは魔物。
でも、倒せる相手です。

そのために、僕たちはここにいます。
ヒーローズ西浦和校は、「あとまわし」の言い訳を責めません。

でも、「前倒しできた日」を、
誰よりも喜んで一緒に祝います。

今日、1ページ進めた。
今日、10分だけ机に向かえた。

それは、小さな前進じゃない。
自分への信用を、取り戻す第一歩なんです。

だから、言いましょう。

「やったじゃん!」って。

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